コムサ・デ・モエコ

【コムサ・デ・モエコ 23】1歳のバースデードレス

今回は、サフィーの1歳を記念する、バースデードレスを製作してみたよ。

『お祝いだからちょっと派手に、そして、まだまだ幼いから、クラッシーよりも元気なイメージのドレス。そして、可愛らしいさは必ず欲しい。』

そんなことを念頭におきながら、デザインを決めようと思った。

スカートは、チュチュに初挑戦したいと思っていたので、それを実行することに。

チュチュ、といってもいろんな種類のチュチュがあるのだけれど、エレガントなだけでなく、キュートさのあるものにしたかった。

なので、チュチュの裾に太いリボンをつけて、ボリュームのあるチュチュにしようと決めた。

ただ、色が決められなくて、とりあえず、いつものご近所の手芸専門店(?)『Joann』に行ってみた。

このチュチュの生地は英語で『Tulle』と呼ばれ、日本語では『チュール』と表記するらしい。

店に入って、まっすぐそのチュールセクションに向かう。

白、水色、紫、ピンク、赤、茶、グレー、黒・・いろんな色があるんだね。

紫かピンクで迷ったのだけれど、1歳のお誕生日には、紫よりピンクかな?というような気がして、ピンクをチョイス。

だけど・・

ピンクにもたくさんの種類があって、いくつか手に取って比較した。

で、重ねたときに、少し濃く出るピンク色の生地にしたんだ。

それから、そのピンクのチュールに合う、上着の生地選びね。

いくつか合わせた結果、このチュールには、濃いピンクの生地が、一番しっくりきた。

次はリボンのセクションに行って、チュチュの裾につけるリボン選びだ。

元気なイメージにするために、濃いピンクで白い水玉模様のリボンにしたいと、頭の中ではっきりとしたイメージができていた。

イメージ通りのリボンがあったので、それを手に取って、買い物カートに放り込んだ。

そして最後に、上着に何か文字を入れたいと思っていたので、ビーズやスパンコールを物色。

透明のビーズと、シルバーのスパンコールをチョイスした。

時間も限られていたので、それらを購入して、すぐに帰宅したんだ。


結果から話すと、できた作品はこんな感じに仕上がった⬇️

ハンガーにかけたまま写真を撮ったので、見えにくいわね。

イメージしたドレスではないけれど、まぁまぁうまく仕上がったのではないかなと思う。


製作過程は、一筋縄ではいかなかった。

Joannから生地を買って帰ってきたものの、それから何日か作る気が起きず、手を付けずにいたら、とうとうお誕生日5日前に。

重い腰を上げて、作り始める。

ここからチュールとの格闘が始まった。

YouTubeで作り方を観ていたときには、いかにも簡単そうに紹介されていたのだけれど、実際に作ってみると、生地がうまく重ねられなくて大苦戦。

結局2日かかって、ようやく重ねることができたんだ。

『どれだけ時間かかってるのよ〜。。😭』

やっとそこまでできて、休憩をするためにそのチュチュを机の上に置いてキッチンに立っていたら、サフィーの姿がないことに気付く。。

しかも、静か・・。

『😱😱😱😱😱😱😱!!!!これは、イタズラのサイン!!!!』

私の中の”サフィーいたずら警報”が、けたたましく鳴り響く🚨🚨🚨🚨🚨🚨

忍者の如く、足音を立てずに、素早くベッドルームに行ってみる。

すると・・

『あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!😱😱😱😱😱😱😱😱😱 やめて〜!!!!!!』

サフィーが半分作りあげたチュチュを、食いちぎることに勤しんでいた!!!!

隠れていたから、悪いことをしているという自覚は、一応あるのだろう。。

『サフィーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!💢💢💢💢💢💢』

急いでチュチュを奪還したものの、時すでに遅し。。

メッタメタだった😩

『うわーーーーーん!!!!!!ここまで2日もかかったのに、何してくれるのよ〜!!!!😭😭😭😭😭😭😭』

どう頑張っても、その状態から元のイメージしたデザインに戻すことは、完全に不可能だった。。

一瞬、新しい生地を買いに行こうか、とも思ったけれど、すぐにその考えを改めた。

『そうやって食いちぎる子に、新たに生地を買うなんてとんでもない!あるもので十分です!』

ズタズタになった生地をどうにか使って、チュチュを作ることにした。

で、どうにかして、作り上げたんだよ。


上着は慣れたもので、サクサクッと作り上げた。

が、問題は刺繍だった。

結局スパンコールで文字を書くことにした。

その文字は『Sapphie』。

ビーズを使わず、スパンコールをつけるのは初めてだ。

しかも、文字を書くために、スパンコールをつなげてつける必要がある。

今度は、Google博士にお尋ねした。

そこで学びながら、実際につけてみる。

前半は試行錯誤しながらつけているので、あまりうまくできないけれど、しばらくするとコツが掴めてきて、スペルの後半に行けば行くほど、スパンコールとスパンコールの間隔が均等に取れるようになって、見栄えが良くなってきた。

肩が凝る作業だったけれど、最後の『e』の文字を完成させて、ドレスの製作を終えた。

久しぶりに作ったドレスに、ちょっとワクワクした気分になった。


お誕生日当日、サフィーに着せて写真を撮った。

着せてみて、にた〜っとしてしまった☺️

『サフィー、とっても似合ってるよ〜💖』

ちょっと派手で、元気で、キュートなイメージのドレスが、サフィーの持つイメージにピッタリと溶け込んだように、私には見えたんだ🥰

作ってよかった⭐️

-コムサ・デ・モエコ
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