愛犬サフィー

愛犬への手作りごはんは悪?

随分ご無沙汰してしまった。

久々のブログの第1回目に何を書こうか。報告することや書きたいことは、てんこ盛りである。

まずは、今の悩みを吐き出すことにしよう。

私の目下の悩みは、サフィーのごはんについて。

このブログでも、サフィーのごはんのことはちょくちょく話題に出しているのだけれど、私が与えているものが本当に正しいのかどうか、自信がないのだ

サフィーは、今までに4種類の市販のドッグフードと1種類の処方箋のいるドッグフードを試した。

市販のドッグフードは、元々食いつきが悪く、それでも、ドッグフードをふやかしたり、手作りごはんに混ぜたりしながら、与え続けていた。

しかし、獣医さんからドッグフードのみにするように言われ、そうしてみると、食が細ることに加え、最終的には嘔吐と血便が見られた。

血便のために、かかりつけの獣医と救急病院まで行き、テストにテストを重ねたがどこにも異常がなく、それ以降、処方箋のいるドッグフードを与えるように言われ、それに従っていた。

すると、今度は、下痢が止まらない。

夜中は1時間おきに下痢。

ベッドルームに防水用のシーツを敷き詰めてはいるものの、何日も深夜に寝室の至る所にお漏らしされるのは堪らない。

それで再度手作りごはんに戻す。下痢は治る。

それを獣医に報告すると、今度はまた、市販のドッグフードを与えるように言われる。従う。ひどい下痢に苦しむ・・。

このループを2−3度繰り返した。お腹の調子が定まらないサフィーを見ているのはつらいし、私も正直疲れた。

身近な人たちに話をすると、みんなそろって、『そういう時は、ごはんとチキン、あるいはかぼちゃをあげるんだ』という。

やっぱりそうだよな、ということで私もごはんとチキンを与えると、またすぐに下痢はおさまった。

それを獣医へ報告すると、そのごはんとチキンですらいけない、という。

今回ばかりは私も意見を言った方がいいと思い、サフィーの様子、手作りごはんでお腹の調子が整うこと、手作りごはんに関する本を読んだ上で、サフィーのごはんを作っていることを話す。また、手作りごはんを食べている犬もたくさんいることや、それでいて、長寿で元気な犬も現に存在することも付け加えた。

それでも、獣医は手作りごはんに断固反対

研究によれば、市販のドッグフードが良いという研究報告があるという。それに、総合栄養食であるから、栄養が計算されて作られているため、特にサフィーのような成長期の犬には、ドッグフードがとても大切になってくるという。

また、手作りごはんでは、どうしても、カルシウムやリンが不足してしまい、骨の成長に影響を与えるらしい。

確かに計算を尽くして作られた市販のドッグフードのように、栄養バランスが安定したごはんを手作りすることは、ほぼ不可能に近いだろう。

でも、まず第一に、その市販のドッグフードを食べないのだからどうしようもない。どんなに手を尽くそうと、ドッグフードだけでは食べてくれないのだ。

次に、私の手作りごはんには、ビタミンとミネラルを補うために、サプリメントを混ぜて与えている。

加えて、オメガ3を与えるために、フィッシュオイルも混ぜている。

最後に、たとえ栄養バランスが完璧でないにしても、自然のお野菜、果物、お肉、お魚、穀物が犬の体に悪いとは、私には到底信じなれないのだ。

ドッグフードの実験でも、ドッグフードがいかに消化されにくいかを見ることができるし、獣医の言っていた研究報告だって、あまり信じることができない。だって、これを言ったら何も信じられなくなってしまうかもしれないけれど、研究結果なんて、誰がその報告を出しているかで、その報告の内容はその人やその人の所属先に有利に書かれることが多いのだから。

ドッグフードの製造元なんて、獣医とは超密接な利害関係にあるだろうしね。

私には、ドッグフードの売り上げを伸ばすのに都合の良い研究報告が多いのではないか、という疑いが拭いきれないのだ。

だけど、私は市販の本を読んだとはいえ、犬の栄養をしっかり学んだわけではないので、獣医に強く反論することができない。

私にとってみれば、もちろん研究報告も含めて、エビデンスに基づいた意見はとてもありがたいし、どんどん知りたい。一方で、サフィーの健康を守るために、飼い主としてそれがサフィーに合っているかどうか判断し、実行するかしないかを決めるのは、やっぱり一番身近にいる私であると思っている。

さて、こうなったらどうするか?

やっぱり、お勉強するしかないんだよね。

時間はかかるかもしれないけれど、サフィーの健康を守るために、学ぶの。

何かいいものはないか、と探していたら、ぴったりのものが見つかった。

全日本動物専門教育協会が運営している通信講座の中に、『犬の管理栄養士』『犬の管理栄養士アドバンス』『愛犬家庭料理士』という3つの講座があった。

1つの講座でだいたい6ヶ月ほどかかるらしい。ラッキーなことに、明日まで半額キャンペーンをしている。

サイトによれば、全日本動物専門教育協会は、2002年に創立されたので、比較的新しい団体だけれど、活動の幅も広く、信頼がおけそうだ。講座も、獣医が監修しているということで、正しいことが十分に学べるだろうと期待している。

というわけで、まだ決めたわけではないけれど、今、この講座を受けてみる方向に心が動いている。

今の私には余分な収入はないので、貯金を崩して知識を得ることになるのだけれど、これはそれだけ価値のあることではないかと思っている。

無知だからこそ、周りの情報に振り回されて、必要以上に怖く思えることってあるよね。

私にとって、サフィーの食事作りが、まさにそれなんだ。

ぜひとも、すっきりさせたいわ。

正しい知識を身につけながら、疑問を解決し、修正すべき点はどんどん修正していく。

サフィーの健康を向上させつつ、私もサフィーのパートナーとして、自信を持って栄養のある美味しいごはんを用意できるようになりたい。

-愛犬サフィー
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