アメリカ日常生活 燃え尽き症候群・重度うつ病

モエ子、憧れの勉強法に散る🥀

10月27日、サフィーがCGCテストに合格したその日の夕方、またファイナンシャル・ワークショップ関連のZoomミーティングがあった。

今回は、私が保険のお勉強をすると決意したため、私を担当してくださる方2名と、お互いの自己紹介も兼ねて、お話しする機会を設けてくださったのだ。

その中で、州の保険の試験勉強について、アドバイスがあった。

それは、『内容は読まず、ひたすら問題を解く』というものだった。

この勉強法、私がものすごく憧れていた勉強法なのだ。

保険って、私にとって未知の分野だし、何も知らない真っさらな状態から始めるので、この勉強を試すにはちょうど良い機会だと思った。

『この際、この勉強方法をマスターしたいわね〜。』

そんなことを考えていた。

この日、担当の方のご指導を受けながら、テスト学習サイトの登録をして、お勉強の手筈を整えた。

翌日から早速、『ひたすら問題を解く』を実践してみた。

私なりにひたすら問題を解いて、頑張ってみた。

が、問題を解いて、解説を読むだけでは、情報がバラバラに入ってきて、まったく頭に入らないのだ。

クイズを解いても、30点台の連発。

その後、ゆっくりと上昇していくという感じだ。

というのも、あまりにも何度も解いていると、同じ問題が出てくるから、内容を理解しているというより、むしろ見覚えのある問題の答えを覚えてしまっている状態だったのだ。

『こんなんでいいのかな?一体みんな、これでどうやって合格ラインまで持っていったの?』

この勉強法をマスターしている人たちが、輝かしく見えた。

この間、週末に日本の友人、マーブルとLINE電話で久しぶりに話した。

この勉強法の話題になった。

モエ子「今さ、新しい勉強法を試しているのね。内容を読まないで、ひたすら問題を解いて、解説を読むってやつ。でも、まったく頭に入らなくて、クイズの点数も80点台を取りたいのだけれど、どんなに頑張ってもずっと70点台のままなのだよね。この勉強法、私には合わないのかな〜。なんでだろう?」

マーブル「あはは!内容読まないんでしょ?それってできなくて当たり前じゃない?」

モエ子「そう?いや、巷では、よくこの勉強法が紹介されているのよ。難しい資格試験を受ける人なんか、こういう勉強をしているって聞かない?」

そんな会話をしていた。


その後も、区切りの良く、1チャプターが終わるまで頑張ってみようと、ひたすら問題を解くこと3週間。

ようやく、クイズで80〜90点が確実に取れるようになった。

が、流石に力尽きてしまったのだ。

『これは私には無理だわ。3週間で1チャプター。いくらなんでも効率が悪すぎる。。』

こなすべき範囲は、残り12チャプターもあるのだ。

ここから、いつもの地道な勉強法に方向転換した。

中途半端になってしまうので、もう一度最初のチャプターに戻って、始めから内容を読み直した。

うつ病で集中力が極端に低いので、同じ文章を何度も読み直したり、読んでは疲れるので、横になったりを繰り返す。

でも、進むペースは遅いけれど、内容を知ると、結構興味深くて、『あぁ、こういう仕組みだったんだ』とか、『今まで保険会社から手紙が来ても、よく内容が理解できなかったけれど、そういう意味だったのね!』などなど、気付くことが沢山あった。

内容を知った上でクイズを受けると、すぐに80−90点台、ときには100点を取ることができた。

『かーーーっ!内容を読んだ方がずっと頭に残るし、速いし、テストも簡単だわ。あの時間はなんだったんだーーーーーー!!!!!』

とひたすらクイズを解いて無駄になった時間を巻き戻したい気持ちでいっぱいだった。

が、『「ひたすら問題を解く勉強法」が私には合わなかったことが分かっただけでも、収穫かも』

と思い直すことにした。

それからというもの、内容を読んでは、クイズで知識を確かめる作業をする・・ということを繰り返した。

でも、その間、サフィーのお誕生日やハロウィン、感謝祭なんかがあったりして、ずーーーーっと勉強漬けだったわけではなく、休みたいときには休みたいだけ体を休めたし、午後は体力がもたないので、毎日横にならずにはいられなかった。

加えて、サフィーの避妊手術があったり、忙しかったときには、お勉強を何日も放っていることもあったし、疲れたらサフィーを連れてお散歩に出ていて、日に5−6回外に出ていた。

この間、サフィーのドレスも作ったし、Petco学園にも通った。食事の支度をしているときや、食事中は、2時間サスペンスもたくさん観たな〜😂

だから、お勉強をしたと言っても、日に数時間のことで、猛烈に勉強をしたなんて感覚はまったくなかった。

それより、マーブルが送ってれた、めちゃくちゃおいしい『那智黒のど飴』をボリボリ食べながら、無理なく学習を進められたんだ。

そうこうしているうちに、全チャプターを読み終えた。

各チャプターのクイズは、80点を3回は超えてから次のチャプターに進むようにした。

難しい内容や、よく間違える問題は、ノートに取った。

で、練習テストに移った。

70点が合格ラインだ。

1度目、78点。合格。

『おお!やった!でも、80点を超えるようにならないとちょっと不安だな。まだ理解が怪しいところが多々あるけれど、そろそろテストの日程を決めちゃおうかな。100点取る必要もないし、落ちたらまた受ければいいんだものね。』

11月の第4週目、テストの申し込みを始めた。

『エステのお勉強が12月中旬から始まるから、遅くとも12月の頭には保険のお勉強を終わらせたい。重なったらきついものね。』

そうやって日程を探し、12月4日に受験することに決めた。

その後も練習テストを受けた。

2度目、85点。

『よしよし』

でも、この練習テスト、本番と同じように設定されていて、2時間半も拘束される。

その間、ずーーっと問題を解いていなくてはならなくて、私の集中力は限界だった。

『こんなことをあと2週間も続けたくないな。日程を早めて、さっさとテスト受けちゃおう。受かったら、エステのお勉強が始まるまでの2週間、ゆっくりできる。落ちたらまた受ければいい!』

12月4日の受験日を2週間早め、4日後に受験することにした。

それから、もう一度読んだ内容やノートを見直した。

そして、試験前日、最後にもう一度練習テストを受けた。

88点。

翌日の試験は、午後2時から。

この時間帯だけ、ポツッと空いていたんだ。

『朝はできるだけゆっくり過ごして、試験に臨もうっと』

そんな感じで、翌日試験会場に車を走らせた。

私はお勉強している時間が大好きなんだ💖

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