アメリカ日常生活 燃え尽き症候群・重度うつ病

ご供養のお作法 by 宜保愛子さん

最近毎日お線香をあげているのだけれど、つい先ほど、火のついているお線香の先の部分を指でつまんで火傷してしまった。

痛いよ〜😭

どうしてこうおドジなのか・・。

こんな自分が恨めしくなるときがある。

ある時は、クッキーをオーブンで焼いていて、ぼーっとしながら焼き上がったクッキーを取り出そうと、熱くなった天板をガッツリ掴んで火傷。

またある時は、焼き上がったパンの入った型を、パン焼き器から取り出したときに手が滑ってしまい、パン型が空中を舞った。

『落としちゃう!!!!』

と思った次の瞬間、それを落とすまいと、反射的にアッツアツのパン型を腕で受け止めてしまって、大火傷。

腕の皮がずるりんと剥けて、もう痛いなんてものではなかった。

そう、年に何度か、私には信じられないようなドジを踏んでしまうことがあるのだ。


さて、冒頭にも書いたように、先週から、毎日お線香を焚いている。

なぜこれを始めたのかというと、お勉強の合間に見た『宜保愛子さん』の動画に影響されて、どうしてもやってみたくなったからだ。

私と同じくらいの世代から上の人は、彼女の名前を聞いたことがあるだろう。

彼女は、かつて日本中で大変な注目を浴びた、超有名霊能者。

私も彼女のことがメディアで頻繁に取り上げられていることは知っていたけれど、その頃の私には、彼女の言っていることがとにかく胡散臭く見えてしまって、彼女の出てくる番組をまともに見たことはなかった。

しかし、今回、ご飯の支度をしながら流していたYouTubeで、たまたま彼女の動画が出てきて、引き込まれるように見入ってしまったのだ。

それから、彼女が出てくる動画を見漁ったのだけれど、彼女の能力を検証する番組であったり、また、彼女の霊能力を使ってピラミッドの謎を解く番組には衝撃を受けた。

高い霊能力だけでなく、彼女の持つ誠実さ、チャーミングさ、スラーッとした体型、お上品で、それでいてユーモアがあって、彼女の話す日本語と英語の美しさなどなど、惹きつけられるものがいくつもあって、『宜保愛子』という女性に釘付けになってしまったのだ。

宜保愛子さん

今回改めて彼女のことを調べてみると、不思議な経歴と経験をお持ちの、非常に魅力的な女性であることがわかった。

また、胡散臭い霊能者と彼女の決定的な違いは、その目に見えない力を使って、人々を脅してお金を巻き上げたり、壺や水晶など、怪しいものを買わせたりすることがないこと。

宜保さんは、ご供養することに特別なことは何も必要ないし、お金を注ぎ込む必要もない。誰でも自分の身の回りにあるものでご供養できる、と説いているのだ。

また、霊は決して悪いものばかりではないので、闇雲に怖がる必要はない、と優しく教えてくれている。

そういうわけで、お勉強の休憩のたびに、彼女が出てくる番組を次々に見ていった。

その中で、彼女がご供養の仕方を説明してくれる番組があった。

私もお線香をあげてみたいなぁ・・という思いはあったのだけれど、具体的にどうして良いのかわからなかったし、父から口頭で説明を受けたことはあったけれど、お祈りするだけで、実際にお線香をあげることはなかったのだ。

でも、そのやり方を動画で見せてもらえ、どうしてそうするのかという根拠も詳しく説明してもらえると、『ご供養』という一見難しそうなことが、妙にストンと胸に落て、私にもできるんだと思わせてくれた。

『やってみたい!』

そう思って、お線香や香炉など、必要なものをブラックフライデーのセール(本来は感謝祭後のセールなのだけれど、今は感謝祭のその週にはセールが始まっている)で手に入れた。

どれもお安く手に入れられるものばかりだ。

それが届いた頃、奇しくも親しくしていた隣人のクリスティーの息子さんが亡くなってしまったこともあって、宜保さんのおっしゃる方法に従って、お線香と共に、白いロウソクとお水とお花、それと他のご近所さんが持ってきたチョコレートをお供えして、手を合わせた。

宜保さんの指示に従って、香炉の中には、灰の代わりに、Krogerで購入したクレンザーを入れた。

とにかく、身の回りにあるものでいいのだ。

気持ちを込めてお祈りをする。感謝をする。

これがとても大切なんだ。

お線香を焚くようになって、家中いっぱいに白檀の香りがするのだけれど、外出先から戻るたびに、田舎の祖父母や年老いた親戚の家の懐かしい記憶が蘇った。

『あぁ、この匂いってお線香の香りだったんだなぁ・・』

それ以来、毎日2回お線香を焚いているのだけれど、なんだか心が落ち着くのだよねぇ。。

年をとった証拠かもしれないね。

特に科学を生業としている者には、科学的に証明されていない霊などの目に見えないものって、信じ難い。

だけど、それがないことが証明されているわけでもないのだよね。

私は人間には見えないものの存在を信じるし、宜保さんのように、多くの人に見えないものが見える能力を持つ人だっていると思ってる。

だからこそ、世界には、私たちには到底説明が不可能なことがいくつも起こっていると思うのだよね。

それにね、私はあまりそういうものを積極的に信じる方ではなかったのだけれど、昔から、確かにいつも何かに守られているようには感じているの。

その守ってくれているものに感謝する。ご先祖様に感謝をする。今日一日無事に生きることができたことに感謝する。

そういう意味でも、お線香をあげる、という新しく私の生活に加わった行為は、私の精神にいい効果をもたらしてくれているような気がするわ。

宜保さんのおっしゃることをもっと知りたいと思って、彼女の著書を調べてみたのだけれど、どれも絶版になっていたことが非常に残念だった。

だけど、ひょんなことから、彼女の過去の動画に私の生活をより豊かにしていただいた。

宜保愛子さん、あなたの存在と、あなたが残してくれたものに感謝します。どうもありがとう🥰🙏💖

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