ついに始まった、Petco学園AKC Canine Good Citizenコース。行ってきましたよ。
私、AKC Canine Good Citizenテストを甘く見てました。思ってたより、1000倍難しいじゃないのよ!!!
サフィーを連れてPetco学園に行くと、いつものように、Ms. Cが笑顔で出迎えてくれた。
今セメスターも、クラスはサフィーだけだと思い込んでいたのだけれど、なんとサフィーを入れて、3頭!フルクラスだそう。
だけど、1頭はどうしても都合がつかなかったらしく、欠席。
サフィーのクラスメイトは、コーギーのヘンリーくんと、お休みした子。
みんな歳が近いパピーらしい。
ヘンリーくんがクラスに現れると、ヘンリーくんもサフィーも大興奮。2頭で吠える、吠える。吠えすぎて、笑っちゃうくらいだった。
本日のクラスは、まず、AKC Canine Good Citizenテストの10の課題の説明から始まった。
この説明を聞いて、私も、ヘンリーくんの飼い主も『ちょっとレベルが高すぎるんじゃないの、Ms. C・・』という感じで、顔がひきつっていた。
10の課題は以下の通り。
- フレンドリーな態度で話しかけてくる人を受け入れることができる。(犬と飼い主の前に、人が近づいてきて挨拶をする。その間、犬はsitをしていることを求められる。相手に近づいたり、飛びついたら、アウト。)
- 撫でられている間、お行儀よくおすわりをすることができる。(1の続きで、相手の人が飼い主に、犬を撫でて良いか聞く。飼い主は許可を出し、相手が犬を撫でる。撫でられている間、犬はおとなしくしていられるかをテストされる。吠えたり、噛んだり、必要以上に怯えたら、アウト。)
- 健康で清潔な状態が保たれている。(2の続きで、相手が、犬の体重、毛の具合、耳の中、爪、足を実際に触りながら観察する。また、ブラッシングもかける。その間、犬は攻撃的になったり、嫌がったりせず、おとなしくしていられるかが勝負。)
- リードを引っ張らずに、歩くことができる。(リードはJシェイプの維持が基本。)
- 混雑の中を、お行儀よく歩くことができる。(犬と飼い主が、最低でも3人のそばを通り過ぎる。その間、犬がお行儀良くしていられるかがテストされる。飼い主は、犬への声かけが許されるが、犬が相手に飛びついたり、リードを引っ張れば、アウト。)
- sit, down, stayができる。(ここで短いリードから、20フィートのリードに付け替えて、テストが続く。ここでは、7のテストの前段階として、sitとdownをさせる。そして、stayをさせて、7で犬に背を向けて歩き出すのだが、このとき、sitで待たせるか、downで待たせるかは飼い主が決められる。)
- 犬をstayで待たせた位置から、飼い主が犬に背を向けて20フィート(約6メートル)歩き、振り返って、犬に号令をかける。犬がstayの位置から、飼い主のところまで来ることができる。
- 他の犬のそばでも、お行儀良くすることができる。(2組の犬と飼い主が近づき、相手の犬や飼い主に近づいたり飛びついたりしない。)
- 障害物に対して、落ち着いていられる。(例えば、お店の中であったらカートだったり、屋外であれば、ジョギングしている人が近づいてきたりしても、吠えたり、怖がったりせず、落ち着きを維持することができる。)
- 飼い主から離れても、落ち着いていられる。(飼い主が、信頼できる人にリードを預け、犬が見えないところに行き、3分待つ。その間の犬の様子がテストされる。必要以上に吠えたり、鳴いたり、うろうろしてはいけない。また、預けられた人が、犬に優しい言葉をかけたり、撫でたりしてもいけない。)
これだけでも、『えーーーーーっ!!!』って感想しかないのに、先生はさらに付け加えた。
『しかも!これを、おやつの誘導なしでやります!』
『冗談でしょう!!!!!?????😱😱😱😱😱😱』ヘンリーくんの飼い主さんと私は同時に叫んだわよ。
サフィーの普段の様子を考えると、いろんな人や犬に遠慮なく寄っていく(アウト!)。相手が撫でようと手を出せば、へそ天をする(アウトの可能性あり!先生が確認してくれるそうな)。ブラッシングは好きではない(アウト!)。Stayの位置から、私がサフィーに背を向けて歩くと、後ろから追ってくる(アウト!)、他の犬が見えると、遊びたくて、sitの姿勢を維持したまま、遠いところにいる相手に視線を送り続ける(アウト!)。
あああ・・・。ちょっと考えただけでも、課題が山積。
もちろん、これを6週間、クラスの授業だけでできるようになるわけではない。
おうちでの練習が超重要になってくるのだ。
で、本日の授業なのだけれど、Ms. Cから、このテストの説明があったあと、テスト項目の1−4をやってみた。
はぁ、難しい。。
特に、サフィーを私の左側につけて、Ms. Cが私に挨拶をすると、サフィーが喜び勇んでMs. Cに近寄っていくことが何度かあった。
続けて、Petcoの中を実際にサフィーと歩いたのだが、サフィーは私に集中を向けながら、上手に歩くことができた。でも、それはおやつをバンバン与えてサフィーの気を引いていたから、ほぼ完璧にできたのかもしれない。これからは、おやつを与える間隔を徐々に伸ばしていき、最終的にはおやつを与えずとも、集中して歩く必要がある。
うーん。ハードルがものすごく高いところにあるようだわ。。
さて、来週は、20フィートのリードとブラシを持ってくるように言われた。
次の練習に移る前に、なんとか今日教わったところに少しでも慣らしていかないと、来週からもっと厳しくなるかもしれないな。
どうやって練習していこう?また、サービスドッグの訓練並みに毎日練習する日々が始まりそうで、ちょっと胸が痛む。。
とりあえず、サフィーと私は帰宅した。私はすぐにお夕飯作りに取りかかったのだが、サフィーは、くったくたになって眠っている。
サフィー、よく頑張ったね!今日はよく休んで、また明日から頑張ろうね!