ガンガン作っている。
ぼーっとしていると、暗い考えに覆われることが多い。少しずつよその人と話せるようになってきたのだけれど、1 対 1だとうまく話せることでも、相手の人数が2人以上になると、心がすくむ。その場を離れた後に、悲しい思考が広がってしまうのだ。
そんなとき、ミシンをカタカタさせることでその思考をブロックできることがわかり、今は、体力と気力があるときに、とにかく手を動かすことにしている。
衣裳ケースの中の布とにらめっこしながら、ドレスのデザインを考えていく。
今回は、白とグリーンで、見た目も涼しく、少し清楚なドレスを作ってみたくなった。
型は、パターンAでいこう。
ピンポンパンで使った型を使い、布に線を引いていく。布を切り、縫い合わせ、アイロンをかけ、また縫い合わせる。
できた!
でも、もの足りない。
ドレスに合いそうな、水玉の端切れを衣裳ケースから引っ張り出す。
でも、小さい。。この小さな布をどう使おう。。
白の部分に、アップリケをつけるくらいだったら、この大きさの布でもなんとかなるかな?
デザインを考える。
鳥にしよう。
いくつか鳥を描いてみる。
一番気に入った鳥を接着芯に描き写していく。
水玉の端切れをきれいに貼っていくと・・
まぁ〜!素敵!
鳥のアップリケを2枚用意し、ドレスのどの位置に、どの角度で付けるかを検討してみる。
よし!
アップリケを縫い付けて、できた!
早速、サフィーに着せて、お散歩に出て確認する。
何着か作ってみて分かったのだけれど、実際に外へ出て、歩かせてみると、イメージが違う。
すると、こんな感じになった。
可愛くない。
スカート丈が長すぎるせいかな?スカートの形も可愛くないのかも。
もうちょっと短くして、形も丸くしてみよう。
思い切って、スカートにハサミを入れる。ジャキジャキ切る。また縫い合わせる。
すると・・
おおお!いいじゃない!
ちょっとこの写真では、うまく可愛さが捉えられていないのだけれど、ちょっと手を加えるだけで、可愛さがアップした。
満足、満足。
ところで、今回使った接着芯なのだけれど、英語ではfusible interfacingという。
お店に行くといろんな厚さ、大きさ、種類の接着芯が売っている。
私はまだ詳しくないので、どれが良いかわからないのだけれど、今回使用したものは、PellonのFuse-N-Shape 721 PKG。
うさぎのスモックにも、同じものを使った。
接着芯は、アップリケ以外にも、洋服の硬い部分、例えば、衿やスカートやパンツのベルト部分、ポケットなどに使われている。接着芯自体硬いので、布に張りを持たせたい時に使うんだ。
アップリケひとつでだいぶ服や小物のイメージが変わるから、好きにアップリケをデザインして、リメイクしてみるのも楽しいかもね。