愛犬サフィー

【コムサ・デ・モエコ 13】モエ子、初のオーダーメイド・ドレス作りに挑戦

以前、ブログのどこかでチラッと書いたが、ワタクシ、初のドレスの注文を受けることになった。

とは言っても、代金は頂かない。

1人注文を受けてしまえば、他の注文も受けなくてはならないからね。

それに、まだ私は誰かに作れるほどの技術はない。

今回は、サフィーが2か月からお世話になっている、Petco学園の先生、Ms. Cからの注文だ。

サフィーと私からのお礼、ということで、手作りドレスをプレゼントすることにした。

作るとなれば、満足してもらえるドレスを作りたい。

まずは、犬の性格や、どんなデザインで、どんな色味のドレスが良いのか、情報収集。

とてもおてんばさんで、濃い茶色の犬なので、シンプルなデザインで、薄い紫色(藤色)のドレスが良いのだという。

今まで服を着せようとしても、嫌がって着てくれなかったそうで、とてもおてんばだけれど、ドレスを着せたい、というMs. Cの希望も聞いた。

細かいデザインや、生地などは、すべて私にお任せとのこと。

『ん〜。責任重大だ。』

その夜、早速、いくつかデザイン画を描いてみた。

その中から、これだ!というものの写メを撮り、Ms. Cに送信。

とても気に入ってくれて、そのデザインのままのドレスが良いという。

翌日、生地を選びに行った。

柄物も見てみたのだけれど、やっぱり無地がいい。

無地の藤色の生地を購入した。

今回は、シンプルで、且つお上品なドレスにしたい。

おてんばな子がクラッシーなドレスを着るって、素敵だと思うんだよね。

帰宅後、型紙の作成に取りかかった。

正直、ものすごく難しかった。

モデルが目の前にいないままドレスを作っていくっていうのは、とっても難しい作業なのだね。

サフィーのように、途中途中で合わせて確かめることもできないし、生地を切ってしまえば、やり直しが可能かもわからない。

預かった採寸をもとに型紙を作っていくのだけれど、なんだかおかしい。

サフィーの型紙を出してみる。サフィーを採寸してみる。

『あああ・・きっちり採寸通りに作ったら、このドレスは仕上がらない。。どうしたらいいんだ。。』

サフィーの時は、何度も採寸しながら作っていったので、こういうことが起こってしまったのだ。

型紙は、採寸より2インチも短い。。

『これであってるのかな?もし2インチも短くして合わなかったら、すべて作り直さなきゃならないな。』

なんて考えると、手が止まってしまう。

時間だけが過ぎていく。

あーだこーだ考えた挙句、『えいっ!とりあえず作ってしまえ!』と2インチ小さいサイズのまま作ることにした。

勝負だ!

それからは一気に作り上げた。

腕のフリルは、初めて作るので、慎重に吟味しながら作業を進める。

とても時間がかかった。

そして、出来上がり!

『うわぁ〜!!素敵!!!デザイン画そっくりのドレスだ!』

出来上がりにものすごく満足してしまって、本棚の取手にドレスをかけて、何度も眺めた。

『サフィーにも作ってあげたいな。』

デザイン画を描いたときに、シンプルすぎたら、胸にアップリケでもつけようか、と思っていたけれど、これは何もつけない方がいい。

日曜の午後、ドレスを綺麗にたたみ、生成りの袋に入れて、サフィーと学校へ向かった。

クラス開始時間より早く着くように登校したので、クラスメイトは誰も来ていない。

お教室で、Ms. Cに生成りのバッグを手渡す。

Ms. Cがバッグから藤色のドレスを取り出した。

『どんな反応をするんだろう。気に入ってくれるかなぁ。。』ちょっとドキドキしていた。

Ms. Cはめちゃくちゃ喜んでくれた!

『やった〜!!!!!!』

持って帰ってみて、もしお直しするところがあったり、アップリケや刺繍を追加したかったら、伝えてくださいと話した。

その日の夜、家でゆっくりしていると、Ms. Cから写真が送られてきた。

なんと、サイズもぴったりだったとのこと!!!!!🎉🎉🎉🎉

ジャンプしたって、スピンしたって、ドレスはフィットしているし、洋服嫌いのこの子も、このドレスは嫌がることなく着ているそう。

そんな言葉を聞くことができて、ものすごく嬉しかったわ。

私の初のオーダーメイドのドレス作りのお仕事は、大成功🎊🙌🎉

無事、終えることができたことに、感謝🙏

-愛犬サフィー
-, , ,