2023年4月13日(木)
(『Psychiatric Service Dog』のつづき)
昨夜遅くにPsychiatric Service Dogのコースに申し込んでから、早速オンラインコースを開始。
時は金なり。ずいぶん落ち着いてはきたが、鬱で体調の波が激しいので、できることはできるうちにやっておきたい。
以前も書いたが、昨年の8月頃まで、私は大の動物嫌いだった。犬なんてとんでもなかった。それが、ある犬と出会ったことがきっかけで、180度変わったのである。
昨年11月にサフィーを迎え入れることを決め、12月の中旬にうちに来た。
その間、犬について全く知識がなかったので、できるだけ本を読んで学んだ。また、YouTubeにもだいぶ助けられた。
けれど私の犬に関する知識はまだまだ浅く、今回申し込んだこのコースのビデオ教材の内容は、私にとって学ぶところが非常に多い。これだけでも、このコースに申し込んだ価値が十分あった。
内容は短くまとめられ、簡単に構成されていたので、集中力が低下している私にも難なくこなせた。また、テストも、学んだ内容からストレートに質問されるため、サラッと終えることができた。
この中で一番興味深かったのは、働く犬には3種類あるということ。
Service Dog, Emotional Support Dog, Therapy Dogである。
それぞれにできることが違う。とても簡単に説明するとこんな感じになる。
- Service Dog: 心身に不自由がある人の介助をする犬。この中で唯一Americans with Disabilities Act (ADA)の下で活動できる。
2. Emotional Support Dog: 飼い主の精神的なサポートをする犬。特別な訓練を必要としない。
3. Therapy Dog: 病院、老人ホーム、学校、時には裁判所に赴き、多くの人々に安らぎを与える犬。
(ちなみに、サフィーはすでにEmotional Support Dogに認定されている。)
このような新しい知識に触発されながら、具体的な訓練方法も学び、飽きることなく進めることができた。
そんなこんなで、学科は始めた翌日に終了。次は、実地である。課題は以下の5つ。そして、各30秒以上のビデオを撮って提出するのだ。
- おすわりの状態で、30秒以上待てができる。その後、Comeの合図で飼い主のところに来ることができる。(Sit, Stay, Come)
- おやつなど、犬の気を引くようなものを地面に置き、その周りを、気を取られることなく歩くことができる。(Leave it, loose leash walking)
- 車の乗り降りができる。(Hop up, Hop down or Load, Unload)
- 店内で、周りの人や物に惑わされることなく、マナーを守りながら歩くことができる。
- レストランでマナーを守りながら活動することができる。飼い主が食事をしている際は、邪魔にならないところ(テーブルの下推奨)でじっと待つことができる。その間、水や食べ物を与えてはいけない。
おそらくサフィーは1と2は頑張ればできるだろう。パピー教室で練習したところだ。
しかし、問題は3、4、5だ。サフィーにとってハードルがべらぼうに高い。車の乗り降りには体が小さすぎるし、他の2つは未経験なのだ。どうトレーニングしていったらいいだろう。。
とりあえず明日はパピー・レベル2の卒業テストがある。それが終わったら、ちょっとずつ気長にトレーニングしていこう。
(『まずはおうちで訓練を』、につづく。)