アメリカ日常生活 愛犬サフィー

まずはおうちで訓練を

2023年4月16日(日)

(『サービスドッグ・オンラインコース』、のつづき)

昨日まで、すぐにできそうな課題1(おすわりして待てを30秒以上、そしておいで)と課題2(好きなものに気を引かれずに歩く:Leave it)を家の中で少しずつ練習し、本日初めて、ビデオ撮影をしてみた。セルフィースティックをスタンドにして、iPhoneを設置し、録画する。

子犬の短い集中力持続時間に、課題を成功させるだけの訓練をする。これはなかなか至難の業である。

とにかくゲーム感覚で、楽しく、そして超短時間の訓練を何度も繰り返す。この際おやつはふんだんに使う。よくしつけや訓練のために、ショックを与える首輪やプロング・カラーを使うと聞くが、私にはどうしても抵抗があるため、使用しない。とにかく反復練習を繰り返す。

すると、待ての感覚がどんどん伸びてくる。途中、体を動かしたそうにしているが、お互いに目を合わせ続け、動いてはいけないことを合図すると、サフィーもしっかり応えてくれるようになる。30秒の待てを何なくクリアした。犬ってなんて賢いのだろう、と感心する。

2つ目の課題のLeave itはすぐにクリア。パピー教室でどのように犬を訓練すれば良いのか教わっていたので、置くものを変えたところで、サフィーは惑わされることなく歩行することができた。

2ヶ月目からパピー教室に通い始め、教わったことを毎日コツコツ練習していたおかげか、思ったよりずっとスムースに進んだ。

続けて、課題3に移る。車の乗り降りだ。

まずは家の中のカウチを使って練習した。車の座席とほぼ同じ高さだ。数回練習すると、Hop upとHop downの掛け声も覚え、しっかりと乗り降りができるようになった。

そして、実際に車に移動。

これはとても不思議だったのだが、カウチと同じような高さなはずなのに、何度やっても全然成功しなかった。カウチと違い、実際の車には、車体と座席との間に少し距離がある。そのため、体がまだ小さいサフィーには、飛び乗れない。また、ドアが邪魔になって、カウチの時のように勢いがつけられないようだ。加えて、座席から外へ飛び降りることもできなかった。

しばらく訓練を繰り返すと、Hop downの掛け声で、車から一人で降りることができるようになった。これには驚いた。一方、Hop upは難易度がぐんと上がる。ジャンプして座席に上がることはできなかったが、車の外から前足を後部座席に掛けることはできるようにはなった。短時間でよくここまで頑張った。

しかし、体のサイズを克服しなければクリアできそうにないこの課題をこなすには、だいぶ時間がかかりそうだ。成長を待つしかないのだろうか?

課題3については訓練方法を研究しつつ、課題4(店内での歩行と振る舞い)と課題5(レストランでの振る舞い)と並行して、時間をかけつつ、地道に訓練していこう。

とりあえず、課題1と2は、ビデオをオンラインコースの指定の場所にアップロードして終了した。

(『サービスドッグ、野外訓練スタート』につづく)

カウチに前足をかけるサフィー。カウチの上には自分で登れるのに、この姿で熱い視線を私に向け、手伝ってもらえるまでずっと待っている。それでも気づいてもらえない時は、この状態でキュンキュン鳴いて知らせる。まだまだ甘えん坊さん。サフィー、4ヶ月(3/4/2023)。

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